2023.07.25
性的指向「アウンティング」を巡り労災認定 全国初?
先日LGBT法案が国会で可決されたばかりですが
7/24にある男性が職場で性的指向を暴露され精神疾患を発症し、
労災認定されたと記者会見を行いました。
どういう経緯で精神疾患になったかというと…
男性は2019年に保険代理店に入社した際に、緊急連絡先を登録する為に
必要がある場合は正社員に限って伝えることなどを条件に、
同居する同性のパートナーがいることを会社側に伝えました。
しかし、約1か月後に上司がパート従業員1人に対して、男性の「同意がないまま」
性的指向を暴露する「アウンティング」を行っていました
それが、他の従業員にも知れ渡りました。
上司は「自分で言うのは恥ずかしいと思って言っておいた。1人ぐらいいいでしょ」と
説明したということです。
男性は業務に必要なコミュニケーションが取れなくなるなど、廻りとの関係が悪化し
精神疾患を発症し2年後に退職しました。
男性は労基署に労災申請を行っていましたが、精神疾患はアウンティングによる
パワハラと認められるとして、労基署は2022年3月に労災認定をしました。
性自認(自分が男性と認識しているか・女性と認識しているか)についてのハラスメントを
受けた事で労災認定されたケースはありますが、「アウンティング(暴露)」
で労災認定されるのは、、初めてのケースではないかと思います
私は、子の上司の認識の甘さ・周囲に広まった際の会社側の男性に対する対応を
もう少し丁寧にすれば、ここまで話が大きくならなかったのではと思います
事が起こってからの初動の対応というには、ホントに大事です。
初動を迅速に丁寧にしておかないと、あちこち飛び火します
皆さんはどう思われますか?
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