社会保険労務士事務所

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コラム

column

2022.07.10

建設業 現場従業員の「健康確保」の為に

この時期の施工現場での健康管理は本当に大変だと思います。

特に、福岡は例年になく雨が少なく、うだるような暑さが続いています。

熱中症対策にも、十分配慮されている企業も多いようです

以前、親戚から勤務する建設現場での対応を聞いたことが

ありました。以下のようなことを対策を取られていたようです。

ポスター掲示による熱中症予防

各施工現場や事業所に熱中症予防の注意喚起ポスターを掲示。

技能実習生などの外国人労働者へ向け、多言語対応ポスターの掲示も進める。

熱中症応急セットを準備

体調不良者が発生した際、すぐに現場で応急処置を行えるようにするため、

現場管理者携帯用と施工現場常備用の熱中症応急セットを準備。

熱中症対策品を配布、施工協力会社には特別価格で販売

施工現場で従事する全社員へ、空調(ファン付き作業着)や冷却機能付きのベスト、ヘルメットの内部に設置可能な遮熱材などを配布。

施工協力会社の方へも割引価格で購入できるようにしていた。

熱中症予防情報メール登録義務化

熱中症の危険度を把握するため、現場で働く全従業員へ、環境省熱中症予防情報サイトの「熱中症予防情報メール」の受信登録を義務化。

⑤タイマーを数か所に設置して水分補給タイム

エアコンがない現場では水分補給・塩分補給を強制的に摂る時間を設けた

国交省が発表する、業種別の熱中症死傷者は、屋外作業が多い建設業が最も発生件数が高いようです。

熱中症対策を十分に行い健康で健全な職場環境と作業習慣の定着を推進していきましょう!!!