社会保険労務士事務所

エムピーティスコルタオフィス

MPT Scorta Office

コラム

column

2022.10.29

人材不足に陥りやすい会社の特徴

生産年齢人口の減少や、高い有効求人倍率など、人材不足に陥る要因はさまざまですが、

私は、採用の方法や労働環境といった内部的な4つの特徴があると考えいます。

①採用条件が不適切

②労働環境が整備できていない

③属人的な業務が多い

④生産性が低い

今回は①をお話したいと思います。

採用条件が不適切

「求人募集を掛けているのに採用がうまくいかない」

「採用が決まっても、ミスマッチですぐに辞めてしまう」など、

このような場合には採用条件が適切でないことが考えられます。

どの部署にどのような人材が不足しているのか、必ず社内でヒアリングを行い、

採用ターゲットを明確にしたうえで採用条件を決めなければ、

先述のような求人の無駄撃ちやミスマッチが頻発し、採用できないだけでなく、

余計なコストがかかってしまいます。

採用する人の絞り込みをすることが大事だと考えています。

「どういった人に面接に来て欲しいのか?」

「どんな人に求人票を読んで欲しいのか?」

「どんな人と一緒に働きたいのか?」などです。

具体的になると、その条件に当てはまらない人は

最初から応募をしてこないので、ミスマッチ防止にもなります。

「そうしたら、なおさら応募が全く来ないのでは?」とご質問を受けます。

そういったときに私は、どこまでが許容範囲なのか?をさらにお聞きしています。

「即戦力が欲しい」と思っていても、ブランクがある方もOKなのか?などです。

もし、ブランクがある方もOKなのであれば、その記載もするべきですし、

応募する方が不安にならないように、バックアップ体制も整備し安心をして

もらえるような記載も是非して頂きたいとお話しています。

それから、ハローワークの求人票を拝見し、ヒアリングすると

企業のいい点(かなりのストロングポイント)があるにも

関わらず、その記載がないという事が以外に多いです。

長年在籍していると、当たり前 になっていることが

第3者の私からすると、当たり前ではないんです。

そういった「第3者の目」で見ることも大事かもしれません。

弊所では、定期的に求人票作成セミナー等も行っております。

ご興味ある方は是非、ご連絡ください。

聞いて損はない!と自負しています。