社会保険労務士事務所

エムピーティスコルタオフィス

MPT Scorta Office

コラム

column

2022.07.17

【健康実践編】寝酒は不眠を招く?? 

私の実家は焼き鳥屋を約35年経営していました。

今は、廃業していましたが、近所の方や常連さんに

とてもお世話になりました

自分でいうのもなんですが、

よく手伝いをしていた方だったと思います。

その為か「大人のお酒の飲み方」に対して

早い段階で「こんな大人になりたいな・なりなくないな」と

生意気にも思っていたところがありました。

「お酒を飲めば、すぐ眠れる」という方がいらっしゃいました。

子供のころは そんなもんなんだ と思っていました。

お酒が睡眠薬代わり?

ある調査報告によると、睡眠薬代わりにしている人は、

他国が2割弱に対して、日本人は

3割強

にもなるそうです。

お酒は、適量なリラックス感は得られると言われますが、

さらに飲んで血液中のアルコール濃度が高まると脳の活動を

抑制するため、眠気を誘引します。

アルコールを分解されるまでは、眠ることができますが、

アルコールが分解されると、急に作用がなくなるため睡眠が

浅く不安定になります。

まだ、十分眠っていないのに、目が覚めてしまうことになったり、

トイレに行きたくなるため、目が覚めてしまったりと結果、

睡眠が妨げられます。

こんな状態だと、日中に眠気が起こり、仕事に集中できず、

効率も上がりません。

特に車を運転する方・建設業の方は十分に注意が必要です。

従業員の≪普段≫を

知っておく

経営者の方は、上記のような日中眠そうにしていたり、

集中できていない従業員の方がいる場合は

是非、声をかけていただきたいと思います。

寝る前に飲酒をするということは、

眠れない原因があるのでは?と考えて

必要であれば、個人的に話す時間を持っていただきたいと思います。

健全なチームにしていくためには、

やはり従業員が心身ともに健康でないといけません。

健康経営の第1歩は

普段からの状態を知る

ことだと思います。