社会保険労務士事務所

エムピーティスコルタオフィス

MPT Scorta Office

コラム

column

2026.03.30

【その動線、本当に安全ですか?-フォークリフト事故の送検事例から考える】

フォークリフトによる労働災害は、決して珍しいものではありません。
しかし今回の事案は、「なぜ防げなかったのか」を改めて考えさせられるものでした。

鹿児島県枕崎市の漁業協同組合において、
フォークリフトと作業員が接触し、尊い命が失われる事故が発生しました。

そして今回、組合と代表者が「安全対策を講じていなかった」として書類送検されています。

【事件の概要】

・フォークリフトと作業員が接触し死亡事故
・原因は「接触防止措置が不十分」
・労働安全衛生法第20条違反で送検

この事案で問われているのは、
フォークリフトの操作ミスではありません。

問われているのは
👉「人と車両が交わる環境をどう管理していたか」です

例えば

・歩行者通路は明確に分けられていたか
・立入禁止エリアは守られていたか
・誘導や合図のルールはあったか
・現場でそのルールは“守られていたか”

つまり
「ルールがあるか」ではなく「機能しているか」が問われます

では、自社の現場はどうでしょうか?

・人とフォークリフトが同じ動線を通っていないか
・「いつも通り」が当たり前になっていないか
・ヒヤリとした経験を、そのままにしていないか

事故は突然起きるのではなく、
起きる環境が積み重なって起きます

私はこれまで、被災されたご家族の声を聞く機会がありました。
その言葉は、今でも忘れられません。

だからこそ思います。

👉 働く社員だけでなく、そのご家族の安心を守るために
👉 「事故が起きない仕組み」を整えることが大切だと

・自社の安全対策が十分か不安な方
・フォークリフトや動線の見直しをしたい方

お気軽にご相談ください。