生産性の向上
出勤はしているが、身体や心に不調を抱えていると、十分な能力が発揮できません。万全な体調で働くことはもちろん、メンタル不調などの防止策をすることよって様々な業務改善が行われていくことで、職場全体に活気が生まれ、生産性が向上します。
リスクマネジメント
社員の心身の状態に不安があると、企業にとってリスクとなります。
病気になった際の医療費等のコスト負担という問題もありますが、治療の為休職となった場合、人手不足になり、他の従業員に負担がかかり、また心身に不調をきたすという「負のスパイラル」になりかねません。また、健康な状態であれば、不注意による事故等を防ぐことが期待されています。
企業イメージの向上
メンタル不調などの防止策が進むと「従業員を大切にしている良い企業」として社会からの評価イメージも上がります。
就活生・就活生の親を対象としたアンケートで「就職したい(就職してほしい)企業は?」という質問に「従業員の心身に配慮してくれている企業」という回答がここ数年間で格段に増えました。これは、長時間労働抑制・有給消化率の高さを含め「健全に働きたい」ということの表れだと思います。就活生に対してのアピールだけでなく、既存の従業員の定着率にもいい影響を与えます。