社会保険労務士事務所

エムピーティスコルタオフィス

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コラム

column

2022.06.19

非喫煙者に向け制度

喫煙による、身体の影響はがんを始め、脳卒中などの循環器系や肺疾患、

歯周病など多くの病気と関係しており、予防できる最大の死亡原因で

あることがわかっています。

企業としても、喫煙室を設置したり、あるいは、社内敷地内での喫煙を

禁止したり策を講じています。

喫煙者にも「卒煙」してもらおうと、禁煙外来や禁煙治療薬の費用を

一部負担したりしています。

経営者の方から「非喫煙者から「喫煙者には禁煙するために費用がでるのに、

元々喫煙しない従業員には何もないのか?」と言われる」と

ご相談を受ける時があります。

確かに、言いたくなる気持ちもわかります。

バランスが悪いですよね。

そんなときに、ある企業のお話をします。

非喫煙者限定で、上限をいくらと決めて健康診断の際に

オプション検診の費用を負担しているそうです。

これは特に更年期に差し掛かった女性は

骨密度などが不安だけど、自分で受診するにはきっかけがなくて

実は検査したかったと骨粗しょう検診を受けたり、

他には子宮がん検診・乳がん検診を受けたりと好評のようです。

みんなが納得するような、健康に配慮した制度だなと思います。