社会保険労務士事務所

エムピーティスコルタオフィス

「上司に有給を申請したら、嫌な顔をされた」

「「自分の若いころは、めったに有給なんてとれなかった。

今の若いモンは休みすぎた」と言われて

有給の申請がしにくい」

「これって、パワハラじゃないんですか？？？」　又は

「パワハラっていわれたんですが…」

以前ほど多くないけれど、未だにこの手のご相談はお受けします。

しかし、この手の事例が厚労省のサイト

を見ても、色んな書籍を

見ても書かれていません。

なぜか？

有給申請を会社が拒否をすると、

労基法違反になってしまいます。

それを、わかっているため、企業も・上司も「ダメ」という

言い方はしません。

でも、よくあるケースだと思います。

仮に、この苦情が相談窓口に寄せられたとしても

「嫌な顔をした・嫌味を言われた」これだけで、

パワハラ認定をされる可能性が低いと思います。

ですが、上司が無意識・意図はなかったとしても

言われた方の受け取り方がそう感じているのであれば、

改善しないとが今後の関係性にも影響が出てきてしまいそうですよね。

「管理職の眉間のシワ」って

意外に部下はみています。

上司も自分の上司の前だと、表情にも気を使いますが、

部下の前だと、つい雑に扱うようになってしまうのかもしれません。

小さな歪が、コミュニケーションを

悪くし、パワハラ的要素を含んだ言葉や行動につながっていきます。

もしそういう心当たりがある方は、

そのあたりから意識を変えた方が

自分自身が楽になると思います。

（自戒を込めてます（苦笑）