社会保険労務士事務所

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コラム

column

2025.01.06

日光不足が「うつ」の原因になる!?

冬至は過ぎたものの、まだまだ日が暮れるのは早いですよね。

秋から冬にかけて日照時間が短くなると、体調に変化はありませんか?

私の友人Aさんは普段は、温厚でどちらかと言えばおっとりした性格です。

ですが、ここ数年冬になると無気力な状態が続き、無性にイライラすることが

多かったそうです。

医療機関を受診したら「冬季うつ」と診断をされたとのこと。

原因は、「日光の不足」 だそうです。日照時間が短い為に、

日光を浴びるとストレスを緩和して気分を良くする脳内伝達物質の

セロトニンの生成ができなくなり、無気力になったりするようです。

逆に眠りを誘う脳内ホルモンのメラトニンの分泌が止まらなくなり、

体が眠ったような状態が続いてしまうんだそうです。

ひとつ特徴的だったのは、Aさんの場合食べる量が増えた

特に甘いものが異常に欲しくなったと言っていました。

Aさんは甘党ではありません(女性ですが、スイーツや

お菓子を差し入れしても喜ばないほど、甘党ではなく食も細い方でした)

食欲が増えるのも「冬季うつ」の特徴なんだそうです

朝起きれなかったり、動きたくなかったのは、これが原因だったんだと

本人は原因がわかって安心し、その後意識して

朝や日中歩いています。

この話を聞いて、昼食後、20分程歩いています。

医師がAさんに伝えたポイントを記載しておきます

【冬季うつ対策ポイント】

①朝や日中散歩をする

②トリプトファンが多い食事を摂る

 (肉類・魚類・乳製品・大豆製品など)

③体内時計が乱れない様規則正しい生活をする

皆さんの大切な会社の仲間・ご家族は体調の変化はありませんか?

何でもそうですが、早期発見が大事です。

そのためにも、2025年もしっかりコミュニケーションを取りながら

異変に気付いたら声がけをしてみてください