社会保険労務士事務所

エムピーティスコルタオフィス

「一人親方」や「外部業者」にも、安全対策が必要になります！

2025年4月から、労働安全衛生法のルールが少し変わりました。

これまでは、自社の従業員だけが対象だった「危険な場所への立入禁止」や
「保護具の着用」などの安全措置が、一人親方さんや資材の搬入業者さん、
警備員さんなど外部の方々にも広がります。

たとえば…

1.高所作業や足場周りなど「立入禁止の場所」には、外部の方も入れないようにする

2.作業にどうしても入ってもらう場合は、「保護具（ヘルメット・安全帯など）」の
　使用をしっかり伝える

3.火気厳禁の場所では、外部の人にもちゃんと「火はNG」と周知する

4.雨・風など悪天候で中止すべき作業も、外部の人含めて同じルールにする

つまり、

“ウチの社員じゃないから”では済まされないと

いうことですね

なお、下請け構造がある場合は、それぞれの元請けが自分の契約相手（次の下請け）に

伝える義務があります。

三次下請けがいれば、一次下請けは二次下請けに、二次下請けが三次下請けに…

という形で責任がリレーされます。